補足説明
主人公の盛岡森子(もりおかもりこ)は三十路女性で会社をやめてニートに。
ゲーム内では林(はやし)という名の男性キャラクターで遊んでいます。
第3話タイトル「臆病者な君と私」
第3話前半パートのあらすじ・ネタバレ
桜井はメールで目が覚める。それは森子からの返事のメールだった。
桜井は小岩井(会社の先輩)と焼肉屋に来ていた。桜井は小岩井に盛岡森子の事を聞く。
小岩井は森子の事をモリモリちゃんと言い、知っているようだった。
気になった桜井がその事を尋ねると、仕事で会社に電話した時、担当者が不在でお互いに話ただけと言う。
それから小岩井は森子の写真をタブレットで桜井に見せた。
それを見た桜井は自分とぶつかった女性が森子だったのを確信する。
桜井が森子から受取ったメールの内容は 治療費も払ってもらい、これ以上迷惑をかけるのは…という桜井の食事の誘いを断るものだった。
桜井はメールをみてガックリするのだった。
森子は桜井に断りのメールを送ったが、割と満足していた。自分なりにメールも失礼にならないように考え送ったからである。
森子はいつものコンビニに来ていた。コンビニの店員の男は森子を見て、今日はなんか機嫌が良さそうだなと思うのだった。
森子は食料品とゲーム内で使えるウェブマネーをカゴに入れ、レジに向かう。
森子がウェブマネーを買おうとしていたのを見て、コンビニ店員の男は話かけようしたが、次のお客が来たので話かけるのを諦める。
森子は、家に帰りビールを飲むのだった。悩み毎から開放され思いっきりゲームを始める森子(林)。
第3話後半パートのあらすじ・ネタバレ
ゲーム内でギルドメンバーのぽこたろうを見つけ、話かける林。するとすぐに悩み事が解決したと見抜かれてしまう。
何故知っているのか林が不思議に思っているとライラックから話を聞いていたらしい。
そして、林にリリィからプレゼントが届いた。それはかなり高価なモノだった。
嬉しい反面、お礼をどうしたらいいのか困惑する林。
どうしてものか、ぽこたろうと話をしていると、ぽこたろうも、Nicoから高価なプレゼントをもらった事があると言う。
初めは戸惑ったけど、自分なりのお返しをするようにしたという。
ぽこたろうはNicoから応援されているといい、林もリリィから応援されている
のではと言われる。
そして、難しく考えすぎず、リリィの下心は何かと考えるくらいで良いんじゃない
と言われたのだった。
それを聞いた森子(林)は顔を真っ赤にし混乱する。缶ビールを飲み、カーペットにコロコロをして落ち着こうとするが気になり、ゲーム内のリリィに会いに行く。
林はいつもの、木の上でリリィに会うとプレゼントのお礼を言う。
そしてこれって下心があっての事なのではないかとストレートに聞いてしまう。
リリィは「ない…とは言い切れませんが…」と言う。林は少し顔赤らめ、あるんだと思うのだった。
そしてリリィは自分の話を始める…
ゲームを始めた頃、ギルドに入った事もあり、いろいろな人達から狩りへ誘われるようになったという。
個人チャットが沢山来るようになり…
そしてある時、ある女性からリーダーとどういう関係なのか、そして彼には関わらないでと誤解されてしまったという。
そういうトラブルが何度か続いたがゲームは続けたかったとリリィ。
林がその理由を聞くと、昔、素敵な人と他のゲーム内で出会ったからだと言う。
すると林も同じだと答える。林も昔ゲーム内で自分を勇気づけてくれる人がいたのでリリィの気持ちが良く分かるという。
トラブルがあってもゲームを続けたかったリリィはカンベに相談に乗ってもらう。
カンベはみんなに自分の相方だと言う事にするように言い、リリィも了承するのだった。
ゲーム内で特定の誰かと仲良くなるのを怖いと思っていたリリィだが、林と一緒に冒険する事で幸せな気持ちになると気づいたのだった。
そしてリリィは林に「相方になりたい」と言うのだった。森子は抱き枕を抱えながらゴロゴロとして幸せをかみ締める。
だが、良く考えると相手は女の子でしかもネットの人である…しかし、やはり滅茶苦茶嬉しい森子なのであった。
林はリリィからもらったプレゼントを身に着け相方としてよろしくお願いします。とリリィに言う。
それをコッソリ見ていたギルドメンバー達は林とリリィに祝福の言葉を投げるたのだった。